2021年8月20日金曜日

インターハイ結果報告!

8月9日(月)~12日(木) 於)石川県金沢市「いしかわ総合スポーツセンター」

◇個人戦 3回戦進出    

      ○2回戦 対 三重(三重県)  延長戦で面(メン)を取り勝ち     

      ●3回戦 対 桐蔭学園(神奈川県) 胴(ドウ)、面(メン)を取られ敗退

◇団体戦予選リーグ  1勝1敗で予選リーグ突破ならず   

  ○ 対 城北埼玉(埼玉県) 1-0 勝     

  ● 対 三重(三重県)     1-3 負

 

個人戦は初戦となる2回戦、三重(三重県)の選手と対戦。延長で得意の面(メン)を決め三回戦に進出。3回戦の相手は3月の全国選抜で優勝した強豪桐蔭学園(神奈川県)の選手。善戦するものの、一本目に胴(ドウ)を奪われ、ペースをつかめないまま敗退となった。

団体戦は予選リーグ初戦で激戦の埼玉県予選を勝ち上がった城北埼玉と対戦。先鋒引き分けの後、次鋒が得意の胴(ドウ)を決め一本勝ち。続く中堅、副将、大将も冷静に戦い、1‐0で勝利。2戦目は今年度地元で国体を控え、強化をしている三重(三重県)。先鋒、次鋒と敗れ、序盤から苦しい試合展開となったが、中堅が踏ん張り一本勝ち。スコアを1-2とし、追い上げた。続く副将は得意の技を出すものの引き分け。勝負は大将戦となった。大将が二本勝ちすれば逆転という展開ではあったが、三重の大将が立て続けに仕掛け二本奪われ、敗退となった。

残念ながら個人戦、団体戦ともに上位進出とはならなかったが、昨年新チームとなってからこのインターハイで勝つことを目標に剣道部一丸となって戦ってきた。例年と違い、力のある突出した選手は不在だったものの、チーム全体で課題を共有し、努力し、工夫と研究の日々を地道に繰り返しながら力をつけてきたことは高く評価できる。また、この3年間、地元庄内地区をはじめ山形県の先生方や県外遠征で練習試合をして下さった学校、先生方、多くの方々に面倒を見ていただき、ありがたいお言葉、激励、助言をたくさんいただいた。本当に感謝の気持ちでいっぱいである。このおかげで、昨年の秋は地区大会で苦戦するようなチームであったが、3月の全国選抜、そして今回のインターハイを通しての「伸び率」は非常に高かったと感じる。健闘した選手たち、そして共に努力してきた3年生を讃えたい。

3年生にとって最後のインターハイは終わったが、8月21日には国体出場権をかけた東北総合体育大会が地元山形県寒河江市で開催される。今回の山形県選抜少年男子チームは酒田光陵高校単独チームで挑む。国体出場は上位2県までとなっており、厳しい戦いが予想されるが、山形県のため、東北の予選を勝ち抜き、また全国の舞台で戦うため、インターハイの帰省からまもなく1・2年生と合流し、練習が再開された。

全国制覇へ向けた酒田光陵高校剣道部の戦いはまだまだこれから。今後とも応援の程、宜しくお願い致します。

(文責:剣道部顧問髙橋)

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